ジムニー祭り第10章 レースレポート

JIMNY SUPER TRIAL CHAMPIONSHIP 2009 第1戦
岩手産業文化センター「アピオ」 《2009年6月6日(SAT)・7日(SUN)》

▲ずらりと並んだジムニーたち ▲昨シーズンを勝ち抜いたスーパーシード選手の車輌


記念すべき第10回大会となる『ジムニー祭り 第10章』が、昨年と同じ会場である岩手産業文化センターアピオ内特設会場で開催されました。

北は北海道、南は香川県と全国各地からの参加をいただき今年は過去最多を記録した昨年以上の199台のジムニーによる熱い戦いが繰り広げられました。


雨で始まったジムニー祭り 第10章 今年はいったいどんなドラマが待っているのでしょう。

予 選

▲予選前のコース整備 ▲ドライバーズミーティング ▲順番を待つ選手達


前日から降り続いた雨によりコースは泥沼状態!このままではレース進行もままならないとうことで急遽コースを変更。エントラントのみなさんの休憩所として用意した大型テントで雨をしのぎながらのドライバーズミーティング。

降り止まない雨の中、コース整備も終わり、いよいよシード選手から予選が始まりました。

▲シード選手唯一の2サイクル佐藤選手 ▲オフィシャルに押され脱出 ▲レスキュー車輌出動


雨によりコースのほとんどが泥沼状態の中、選手たちは予選突破を目指して、アクセルを踏んでいきます。しかし、その気持ちとは裏腹にタイヤは空転。
一本ラインから外れると深い泥につかまり、思うように進むことが出来ずタイムオーバーでリタイヤする選手が続出。


レースが進むにつれてコースコンディションは良くなってきたが、スタート直後のロックセクションの岩がむきだしになってきました。

このセクションは深く掘り下げた土の中に岩を埋め込み、その上を土で覆ったセクションです。

少しでもタイムを伸ばそうとむき出しの岩に突撃し、車を壊してリタイヤする選手も…。

▲泥にも負けず果敢にアタック

▲四国よりエントリーの近藤選手。昨年のリベンジを果たし予選通過

▲足場の悪い中懸命なオフィシャルのレスキュー

▲北海道勢初のエントリーの平吹選手 ▲見事予選トップ通過のウィッツ代表江頭選手


コースコンディションが次々と変わる難しい予選となりました。

織戸選手オフロードコースを走る!

▲MAX織戸オフロード初体験
▲見事な走りで難コースを走破

 アリストによる見事なドリフトデモランを披露していただいたD1ドライバーのMAX織戸こと織戸学選手が急遽トライアルレースに参戦?

オフロードコースを走るのは初めてという織戸選手。

まずはエヌズ・ステージ矢羽々社長の運転でクロカンコースを初体験、そして自らの運転で見事完走。

さすが一流ドライバー、初めてのオフロード走行も好タイムで走破しました。


スーパースプリント

1日目の夜に開催された久しぶりのナイトイベントとなったスーパースプリント。 直線あり、スラロームあり、ヘアピンありのコースをいかに速くゴール出来るかという単純明快なレースです。

▲会場全体

▲スタート

コンマを争う勝負となりラインどり、アクセルワークなどドライバーのテクニックが要求されるレースなのですが、今回は様子が違います。

降り続く雨により泥沼と化したコースにスピンやコースアウトする選手が続出、さらに、雨により視界も悪い為、路面状態をドライバーが把握するのが難しいコンディションでのレースとなりました。

▲滑る路面に暴れる車輌

▲にぎやかな電飾で会場を盛上げてくれた静岡勢

▲ぶっちぎりの速さを見せた吉田明成選手

全55台のエントリーのうち上位20台が決勝に進出、その残った20台により決勝が行われました。
そしてこの悪条件の中2位以下に6秒以上の大差をつけダントツのトップタイムで優勝をもぎ取ったのはおなじみ赤軍団のリーダーJB23を駆るチームNaughtiest Guys TOTAL EXEDY 吉田明成選手。
2位には同じチームメイトのチームNaughtiest Guys菊池智樹選手。
3位には青森県のチームCross-j とびうおレーシング櫻庭豊選手が入りました。

選手のみなさん雨の中お疲れ様でした。


リターンマッチ・特別枠予選

大会2日目。昨日のまでの雨もようやくあがり、決勝当日の天気は○。
しかし、コースは昨晩降り続いた雨の影響で泥沼状態。
早く乾いてくれと願いながら始まったリターンマッチと特別枠予選。

▲泥沼と化したコース

▲果敢に攻め転倒してしまう車輌

20台が走り終えたところでコース責任者である赤坂氏がスタッフを招集。

前日の雨の影響で、アリジゴク(ヤハバ汁)後の上り坂やゴール前の山を登れずリタイヤする車輌が続出したため、コースを変更することになりました。



▲ユンボで泥をかき出します


しかし、既に走り終えた選手と違うコースになってしまったためもう一度全員最初から走ることになり、これが決勝への明暗を分けることになった選手も…。

▲リターンマッチで涙をのんだ千葉県高橋選手 ▲泥にタイヤをとられタイムロス ▲青空が出てきました。


ようやく天気も回復し、特別枠予選が終了するころにはお昼を過ぎていました。


決 勝

いよいよ予選を勝ち抜いた110台による決勝がスタートします。

▲コースの最終整備を指示する赤坂氏 ▲青空、大観衆の中決勝がスタートします。 ▲ちびっこキケン


決勝のコースはスタート直後のロックセクションを抜けると、特設の桟敷席の大観衆が待ち受ける前をアクセル全開で抜け一気に最初の山を駆け上がる。
その山の手前には斜めに走るV字溝が雨の影響で出来ており、勢いよくつっこみジャンプしてしまい姿勢を崩してタイムロスする選手も。


▲スタートのゲートをぬけてロックセクションへ ▲大観衆の待つ桟敷席前へ


最初の山を上り切るとその後に待ち構えるのは下りのモーグルステージ。
そしてこのモーグルステージは今回の決勝コースの一番のポイントになるセクションで、山を抜けた瞬間一気にモーグルを下りヤハバ汁を上手く避けながら次の山へ向かうラインが最速になるのですが、多くの選手がヤハバ汁を嫌ってモーグルを大回りして次の山に向かうコースを選ぶなか、インを攻めすぎて見事ヤハバ汁にダイブする選手も。


▲下りモーグル ▲ヤハバ汁へダイブ


そしてぐるっと山をまわり最後の難セクションの上りのモーグルへ。
このモーグル前の山回りのセクションでもインを攻めすぎて転倒してしまう車輌もありました。


▲勢いあまって転倒 ▲オフィシャルも決勝になるとレスキューも慣れたものです


上りのモーグルセクションのある大山はジムニー祭り史上一番の高さを誇り、選手たちは恐怖心と戦うことになります。


▲いよいよ上りモーグルへ

▲大山の頂上までアクセル全開

大山を克服すると下りながらのヘアピンカーブが!

ここを切り返さずに一気に抜けることが出来るかでタイムがだいぶ変わってくる最後の難セクションです。

▲慎重に下ってヘアピンカーブへ

最後はゴールに向かってアクセル全開。そしてゴーーール!!

▲ゴールへ向かって突っ走ります


決勝のラスト10台を飾るのはゴールドゼッケンを付けたスーパーシード選手たち。
ところが、100台もの選手が走ったコースは雨の影響もあり岩が剥き出しになったロックセクションや掘れたモーグルなどスーパーシード選手にとっても手強いコースとなりました。

▲ヤハバ汁のえじきとなった佐藤選手 ▲長坂選手も大きくタイムロス


ラストを飾る昨年のジムニー祭りそしてトライアルチャンピオンシップの覇者長坂選手も大きくタイムロス。
幾多もの難セクションを突破し、見事記念すべき第10回大会の表彰台を飾った選手たちは…。

1位 大嶋選手

2位 松本選手

3位 菊池選手

4位 吉田選手

5位 須賀選手

6位 細川選手


レディースの入賞選手

1位 川村選手

2位 鳥屋部選手

3位 高橋選手

4位 千葉選手

5位 荒澤選手

6位 赤垣選手

表彰式

今年もレースの実況、表彰式の司会と大活躍のふじポン。

▲レディース上位の表彰

▲男性顔負けの走りでギャラリーを湧かせてくれたレディースのみなさんにショウワガレージ三村社長より愛知名物ういろうのプレゼントが


記念すべきジムニー祭り第10回大会の入賞者のみなさん


ステージ前に設置されたポディウムに共にレースを戦った愛車が次々に登場


シャンパンファイトでお互いの健闘を称え合います


つづいて前日のスーパースプリントの入賞車輌がステージ前に。

▲入賞車輌がステージ前に ▲スーパースプリント表彰式


優勝した大嶋選手が優勝賞品のホイールを会場のみなさんへ。ということで全員参加のジャンケン大会がはじまりました。


そして、ヘッドライトを付けたエヌズデモカーのJB23がゆっくりと登場。

実はこのJB23まるごとが第10回記念大会の目玉『転倒賞』の賞品なのです。
エヌズ・ステージそして今大会のメインスポンサーであるタニグチさん、ジオランダーからのビッグなプレゼントです。


▲転倒した選手全員がジムニーをかけて谷口社長とじゃんけん ▲見事GETし大喜びの青森の佐藤選手。大切に乗って下さいね。

10回記念大会ということで第1回大会より出場している選手に感謝の意味をこめてエヌズ・ステージ商品券を贈呈


オフロードサービスタニグチ谷口社長、アライズ笹本社長より総評をいただきました。

▲オフロードサービスタニグチ谷口社長 ▲アライズ笹本社長

ジムニースーパートライアルチャンピオンシップ全国大会各主催者のみなさんからのあいさつ。


今年も各地方からたくさんのエントリーをいただき、本当にありがとうございました。
また、今回ご出展頂きました各ショップの皆様、ご協力頂きました業者様、本当にありがとうございました。
いよいよ今年よりジムニー祭りはジムニースーパートライアルチャンピオンシップとして全国各地で開催されます。
これからも選手達の熱い走りから目が離せません。